小樽地域雇用創造協議会とは

小樽地域雇用創造協議会とは

小樽市では、平成30年1月に関係機関・団体等で構成される小樽地域雇用創造協議会(※1)を設立し、厚生労働省の「実践型地域雇用創造事業」を受託して、平成30年度から令和2年度までの3年間、地域での雇用創出に取り組んできました。
本協議会では、引き続き地域での雇用対策事業に取り組むため、後継事業である「地域雇用活性化推進事業」へ応募し、令和3年8月に事業採択を受け、10月から事業を開始しています。
「地域雇用活性化推進事業」では、基幹産業である観光関連産業と卸売・小売業や、食品関連産業を重点分野とし、①「事業所の魅力向上・事業拡大の取組」、②「人材育成の取組」、③「就職促進の取組」の3つの事業に取り組んでまいります。

小樽地域雇用創造協議会とは
(※1)構成団体:小樽市、北海道後志総合振興局、小樽商工会議所、(一社)小樽観光協会、国立大学法人 北海道国立大学機構 小樽商科大学、(一社)北海道中小企業家同友会しりべし・小樽支部

事業概要

➀ 「事業所の魅力向上・事業拡大の取組」
重点分野である観光関連産業や卸売・小売業、食品関連産業を中心として、商品の効果的な販売方法やPR手法等を学ぶセミナーや人手不足解消のため女性や高年齢者の雇用を促進するセミナー等を開催します。また、食品産業分野では、販路拡大や商品販売手法等の伴走型支援を実施します。以上の取組を通じて市内企業の更なる魅力向上を図っていきます。

② 「人材育成の取組」
地域求職者を対象に、観光関連産業や卸売・小売業等で求められる知識や技能を習得し、企業から求められる人材へとスキルアップを図るため、ICTやパソコンの活用、英会話、おたる案内人研修等のスキルを身につけるための取組を実施します。

③ 「就職促進の取組」
小樽市の最大の課題である労働力人口の減少に対して、地域の魅力ある情報を発信し、UIJターン求職者等の地域への誘導を図ります。また、合同企業説明会では、セミナーを受講しスキルアップした人材と地域の企業とのマッチングを図り、地域雇用の安定化を目指します。併せて、高校生と市内企業とのマッチング機会も設け、若者の地元定着を図ります。